リボーンの部屋
□嬉しいような、悲しいような。
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あ。獄寺!と、雲雀……?
どうしたんだよ珍しい組み合わせじゃねぇか。何かあったのか?
ん?どうした獄寺。
……は?ちょっと待てよ。今何て言った?
……ウソだろ?何で突然別れるなんて言うんだよ!
意味わかんねぇし。
何だよ。お前には関係無いだろ。口はさんでくんじゃねぇよ雲雀。
は?ちょ待て。付き合いだした?意味わかんねぇって。
冗談もたいがいにしろよ。
おい。何肩組んでんだよ!ふざけんな手ぇ放せ雲雀!
獄寺!ウソだろ!!ウソって言ってくれよ!!!
どこ行くんだよ!雲雀てめぇいい加減手ぇ放せ!
おい!獄寺!獄寺ぁ――!!!
*・*・*・*
「ウソだぁぁぁああ!!!」
そう叫びながら跳び起きた山本に、クラス中の視線が集まった。
「ってあれ?」
山本の目の前には、獄寺と雲雀の姿は無かった。
代わりに、呪文のように黒板に書かれた英文と、酷く怒った英語教師のツーショットが目に飛び込んできた。
「どうかしましたか?山本君」
「な、何でもないです」
「「………」」
その後、山本がこってり絞られたのは、言うまでもない。
*終わり*