にょた部屋
□未来【5】
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「あー、だってタカヤ可愛いんだもん。」
「ひゃぁ!!」
ふいうちに耳の中を舐められて、声が漏れてしまった。
元希さんは声我慢すんなって言うけど、やっぱりこうゆう行為で出てしまう声は自分じゃないみたいで恥ずかしくて、必死でこらえてしまう。
「かあいいッ。…でも、今日はもうしねーから。安心しろ。」
クックッと笑う元希さんが憎たらしい。
でも予想外の言葉にびっくりした。
「…しないん、ですか?」
「したい?」
「別に…。」
「…だってアレさっきでなくなったんだもん。」
そう拗ね気味に、避妊具を指差し、まだあると思ってたんだけどなーとブツブツ呟いている。
―――今日のオレはおかしい。
「…して、あげます…。」