UNDER
□たとえば、こんな・・・ね。
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寝付けずベットの上でボーっと天井を眺めていた。
「眠れないなぁ・・・」
一言呟き、チラッと横を見ると疲れていたのだろう、愛しの彼がベットでぐっすりと寝ていた。
時計を見るとそんなに遅い時間じゃなく、外からは車の走る音がよく聞こえる。
珍しく顔に疲労を残して帰宅した彼はシャワーを浴びるとそのままベットに沈み込んでしまった。
私も特にする事も無いしたまには早く寝ようと思って一緒にベットに入ったがいつもこの時間は普通に起きているのでなかなか瞼が下がらない。
何度か寝返りを打ち、眠ろうと頑張ってみるが逆に目が覚めてしまった。
その時にふと、肌蹴た胸元が目に入る
紅い鬱血の痕。
(気付かなかった・・・)
それは昨日の晩。
愛しい彼、テルさんが行為の最中に付けたものであり、胸と言わず身体の至る所にあった。
「・・・・・・・」
(やばい・・・疼いてきちゃった)
私は昨夜のテルさんとの行為を思い出し、ゆっくりと疼き出したソコに手を持っていった。
「んっ・・・」
下着の上からクリトリスに触れただけでピクッと自分の身体が跳ねた。
物音を立てないようにそっと何度も触れてみる。
ゆっくりと擦り上げ、たまにぐっと押し潰す。
自分の身体のどこをどうしたら気持ち良いかなんて自分が一番知っている。
激しくなる呼吸を抑えるように私は片方の手で口を塞いだ。
ここで一人でしても身体の疼きを押さえられるかもしれない。
でもどうせするならもっと気持ちよくなりたい、
テルさんと一緒に・・・