Short Dream

□彼女までの距離
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だんだんと日差しが強くなり日中の暑さに気が滅入る。
室内での作業は空調があるから快適だけど毎日毎日籠もりっぱなしの日が続くとこれもまた気が滅入る。
外で仕事している人達には申し訳ないけどね。

少し気分転換を、とスタジオを出て外に置いてある備え付けのベンチへと座る。
相変わらず太陽からの熱は感じるがわずかに吹く風が心地良い。

しばらくここで休憩。
目を閉じようとした時に近くで扉の開く音がしたのでなんとなく視線を送る。



「あ、テルさんいた!」


探しましたよーと言って走ってくるのは名無しさん。スタッフの女の子で・・・・気になる子。
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