◆UNDER◆ 

□私のナカを犯す熱
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下から持ち上げられるようにゆっくりと太ももを開かれた。
そこには薄い布が一枚あるだけ。
見られているのが恥ずかしくて両手で顔を覆うとその手を剥がされた。


「いや?」

「・・・イヤ」

「嘘ばっかり」


頬に軽く口付けられ、次は唇に触れるだけのキスを落とされる。
この明るい室内では彼の表情がハッキリと見える事に安心するけど自分の身体をじっくりと見られる事だけはどうしても慣れない。
嫌だ嫌だと懇願しても彼の動く手は一向に止まらず、あっという間に下着一枚だけになってしまった。

だいだいどういう考えしてるんだ。

明るいのは部屋の中だけじゃなく、外だってまだ明るいお昼時なのに。
急に何かのスイッチが入ったようなテルさんにソファーに組み敷かれてしまった。


「名無しさんはしたくないの?」

「したくない。まだお昼だもん」

「まーだそんな事言ってるの?困った子だねぇ」


可笑しそうに笑うテルさん。
困った子はどっち!?と心の中で思っていても言えない。
私がぶすっとしているのも気にせずテルさんの手は止まらない。

剥き出しの乳房を下から上へとゆっくりと円を描くように揉みながら唇を深く合わせてきた。
舌を絡め取られ、軽く吸われる。
胸で動く指先が先端にわずかに触れる度に我慢している声が漏れてしまう。


「んっ・・・・・はぁ・・」


吐息のような喘ぎ声を漏らす度に目の前のテルさんは嬉しそうに微笑んだ。


「我慢しなくていいのに。気持ち良いんでしょ?」

「や、・・・よくないもん・・」


耳元で甘く囁かれ身体が震える。
そのまま耳朶を甘噛みされ、なぞるように首筋、鎖骨へと唇が降りていき、薄っすらと赤い痕がついた。


「ね、気持ち良いって言って?」

「っん・・・やぁ・・・あぁっ!」


硬く立ち上がった突起に歯を立てられ声を上げてしまう。
舌先で転がらされ、強く音を立てて吸われ頭の奥がちりちりと痺れる。
片方の手で胸を揉まれ、もう片方の手はゆっくりと下半身へと伸びていき、最後の布を剥ごうとする。
完全に麻痺した頭では今が昼間だという事を忘れてしまい私は手伝うように腰を浮かした。


「良い子だね」


テルさんに褒められた私はゆっくりと彼の背へと手を回す。
太ももを撫でられ彼が奥へと進めるように足を開いた。

満足そうにテルさんは微笑むと衣服は着たままズボンのジッパーを下ろし、充分に起ちあがった自身を取り出した。


「名無しさんもっと開いて」


最初抵抗していた自分とは思えない程言われるがままに更に足を開く。
テルさんはその間に身体を移動し、片手に持った自身を私の中心の入り口へとつけた。


「もう十分濡れてるね。俺そんなに触ってないのにね?」

「・・・いじわる・・」

「俺が意地悪なんじゃなくて名無しさんがやらしいんでしょ?こんなに濡らして・・・」

「は・・・っ・・いやぁ・・だめ、それ、いやぁ・・・!」


先端部分で入り口を擦られる。
恥ずかしい水音が響き、いやいやと首を振る。
時折起ちあがった突起を責められビクビクと身体が動いた。
テルさんも気持ちいいのか、さっきまでの余裕の笑みが消え、目尻が下がり切なげな表情。


「はっ・・・昼間から、こんな事されるの・・嫌?」

「・・・・・・」

「ねぇ、名無しさん教えて?」

「・・・・・や、じゃない・・・・でもやっぱり夜がいい」

「そっか・・・じゃあ今夜も頑張らなきゃ・・・ねっ」

「あぁっ!も、いきなり・・・っ!」


一気に奥まで貫かれ腰が浮き上がる。
そのまま激しく揺さぶられ彼の動きに合わせて自ら腰を振る。

身体のぶつかる音とびちゃびちゃと弾ける水音。
はぁ、はぁ、と短い息を吐きながら少しでも長く快楽を楽しむテルさんの頭をぎゅっと抱きしめる。
焼けだしそうにあそこが熱い。
激しく擦られる度に膣の中がきゅっと締まる。


「すごい、ね・・・はぁ・・蕩けそ・・」


太ももを持ち上げられ、更に深く繋がるように、ぐっと密着する。
最奥を突かれ、短く前後に腰が動く。


「あ、だめ、もぅ名無しさん・・すぐ、いっちゃ・・・あぁ、んぅ・・っ!」


窓の外の太陽が頭の中で弾けたように強い光に覆われた。









「夜はちゃんとベットでしようね」
「・・・」
「名無しさん?」
「声が出ないの!(てか昼間に3回なんてありえない!)」






END

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