Rebellion Heart
「人間なんて身勝手なもんさ……」
そう言った彼の表情は――
人間への嘲りの中に僅かな本心が滲み出た、とても悲しげなものだった。
放っておけば、何もかも自分で抱え込もうとする彼を――
私は……
ただ側で、支える事しか出来ない。
でもこれは、私にしか出来ない事。
私が望む事――――
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