夢叶のリク説

□悪魔の恐怖
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だから、クレセリアは何も文句は言えずに、ただ「わかりました」と言うしかなかった。


数日後・・・。


クレセリアは、太陽を復活させる前に、今回の事態を引き起こした犯人を捕まえるために、この世界にあるという、「闇の狭間」という、(悪魔の住む場所)と呼ばれている場所に向かった。

実はクレセリアは、今回の犯人の目星がついていたのだ。


おそらく犯人は・・・、

クレセリア「ダークライ・・・。こんなことをするのは、やつしかいない・・・。それに・・・こんなことができるのも・・・」



†闇の狭間†

???「ふふ・・・、やはり来たか・・・」

不気味な笑みを浮かべ、黒い色をした水晶球のような物で、何かを見ている。


それに写っているのは・・・クレセリアだ。

???「おや、あとまもなくで、こちらに到着するな・・・」

クレセリアを隠視しているその謎の人物がそう言った突如、クレセリアが息を切らしてやって来た。


???「やっと来たか。クレセリアよ・・・」


クレセリア「ハア ハア・・・。
その水晶球に写っているのは私・・・。やはり、見られていたのですね。ダークライ・・・」


そう、謎の人物のダークライ、この国の中で、一番に恐れられているポケモンである。


ダークライ「知っていたのならなぜ、対処しなかった?

おまえのような者なら、あれくらい、「みやぶる」で・・・」


クレセリア「そんな話はどうでもいい・・・。

こちらの質問に答えて貰うわよ」


ダークライ「質問?この私に?」


ダークライは、クレセリアの言葉に疑問を持ったように見せながら、なぜか、あくポケモン特有の不気味な笑みを浮かべている。

おそらく、質問の内容が何なのか既に予想がついているのであろう。


クレセリア「ええ、現在、起きている、この世界から太陽が消えてしまっている状況・・・。

これは、あなたが原因なんでしょう?」


ダークライ「さあ、知らんな・・・」


クレセリア「ふざけないで!!」


クレセリアはダークライに向かって怒りの「ねんりき」を繰り出した。

ダークライは、事前に「みらいよち」をしていたのか、難なくそれを避け、技を回避したが、後ろにあった壁は、粉々に砕けてしまった

クレセリア「あなたが今回の事態の容疑者だということは、もう確信していることなの! !

それに、これを見なさい!!
証拠の品よ!!」


クレセリアは、一枚のえりまきを取り出し、ダークライに見せた。

それを見たダークライは、後退りをする。


クレセリア「この[やみのえりまき]は、事態が発生した夜[光の狭間]に落ちていた物よ!

これを見ても、まだ自分は犯人じゃないと言い張るのかしら?」


クレセリアは、そう勝ち誇ったように、笑みを浮かべているが、そもそも、[やみのえりまき]とは何なのか?

また、[光の狭間]とは?
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