夢叶のリク説

□悪魔の恐怖
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20XX年・・・。

ある村で、とてつもない天変地異が起きた。
なんと、時間帯は午前中になったはずなのに、陽が昇ってもおかしくない時間帯なのに、一向に太陽が現れない・・・。


そして、昼になっても次の日、次の日になっても・・・。


やがて・・・、その異様な現象はその村を初め、まるで空気感染のように極端に短い時間で、その国全体に広がり、その国に住んでいるポケモンたち、また自然界の前から光の象徴である太陽は姿を消してしまった・・・。


この事態を重く見た、当時この国の最高機関であるポケモン政府は、今回の異様な事態の原因である太陽をいま一度この国、いや、この世界に取り戻すため、また、今回の事態を引き起こし、人々に絶大な恐怖を与えたゲス野郎の正体を明らかにするため、一人のポケモンにそれらの調査を依頼した。


そのポケモンの名は・・・、

[クレセリア(♀)]


なぜ、政府はクレセリアを選んだのかは謎である。

クレセリア自身にもその理由は、政府の口からは、発せられなかった・・・。



「当事態を解決できるのは、君しかいない。頼む、やってくれないか?」と、政府に頼まれた時、彼女は・・・、

(なぜ理由を言わないのよ・・・。これはなにか裏がありそうね・・・。)

と、政府に不満を持ってはいたが、口にだせなかった

無理もない。当時、クレセリアのような、いわゆる・・、

「一般人」が、国の最高機関に文句をたらした場合、待ったなしで、処刑されてしまうのだから・・・。
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