BLACK作

□とある忍術の広域雷撃(サンダーボルト)
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大蛇丸「変わった人って私の事?」
サスケ「いや、まあその、なんだ。」
大蛇丸「別に気を遣わなくてもいいわ。研究室に籠っていると世間とずれてしまってね。」
サスケ「研究?」
大蛇丸「ええ。あらゆる忍術の研究をね。」
サスケ「じゃあ聞くが、忍術が効かない奴なんていると思うか?」
大蛇丸「忍術が効かない?そんなもの可能性は幾らでも考えられるけど、例えばどんな忍術が効かないのかしら?」
サスケ「雷撃だ。」
大蛇丸「雷ね。例えば土遁を使って避雷針やアースの様な物を擬似的に作り出せば…。」
サスケ「そういうのじゃ無い…。」
大蛇丸「あらそう。他にはその相手自体が幻術だったり、チャクラを吸収されていたり。」
サスケ(いや、手応えはあった。)
大蛇丸「…それ、君の知り合い?」
サスケ「ん?いや、あー…都市伝説だ。」
大蛇丸「そう。ふふふ…。」
???「大蛇丸様!」
大蛇丸「あらカブト。」
カブト「どうして待ち合わせ場所に来てくれないんですか、探しましたよ。」
大蛇丸「場所がわからなくなってしまってね。彼に手伝ってもらって探していたのよ。」
サスケ「じゃあ俺はこれで。」
大蛇丸「ああ君、あの彼にもお礼を言っておいてね。」
サスケ「彼?」
大蛇丸「あの金髪の子。知り合いなんでしょ?」
サスケ「誰が。あんな時代錯誤のウスラトンカチ。大体いつもお節介なんだ。今日だって結局俺に押し付けて…」
大蛇丸「楽しそうね。彼の事が好きなのかしら?」
サスケ「な?!」
カブト「あぁ、昔流行った好きな人に冷たくするやつですね?たしかツン…ツン…?」
サスケ「ぁぁぁ有り得ねー!!じゃあ俺は帰るからな!」
大蛇丸「………。」
カブト「…彼が噂の木の葉の雷撃王子ですか…。」
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