変わりゆくモノ
□大掃除大作戦！
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ﾐｻﾄ）さっ、ちょっち、ちらかってるけど、あがってぇ。
ｼﾝｼﾞ）あっ、はい。
ｼﾝｼﾞ）ドシェ〜〜〜！
ミサトさん！
これがちょっちですか！？
ﾐｻﾄ）まぁまぁ、あっ、買ってきたもの冷蔵庫いれちゃってネェ。
ｼﾝｼﾞ）わかりました。
『ガチャッ』
ｼﾝｼﾞ）ビールばっかし…
ダメだ！
ミサトさん！大掃除です！これは人の住むとこじゃありません！
ﾐｻﾄ）大丈夫よぉ。
人間の環境適応能力をあなどっては…
ｼﾝｼﾞ）ダァメデス！
ﾐｻﾄ）（こぉゆぅとこはすごい強気なのねぇ）
わかったわぁ。私はレトルトカレーを使っておいしいディナー作っとくワァ。
ｼﾝｼﾞ）お願いします！！
シンジは少し鼻息を荒くしながら、この部屋の強敵と闘い始めた。
２時間後………
ｼﾝｼﾞ）ふぅ〜〜、一段落しましたねぇ。
ﾐｻﾄ）お疲れ様！ご飯も出来てるわヨン。
はい、どうぞ。
ｼﾝｼﾞ）ミサトさんカレーって紫色でしたっけ？
ﾐｻﾄ）私のアレンジだから美味しいわヨォ。
シンジは油断していた！
強敵は、部屋の汚さだけではなかった！
ｼﾝｼﾞ）い、いただきます…
『パクッ………』
（レトルトを使ってここまで、ひどいものを作れるなんて………）
僕あんまりお腹すいてないかなぁ……
『バンｯ』
ミサトは勢いよく机を叩きいった！
ﾐｻﾄ）ダメよ！好き嫌いしちゃ！
ｼﾝｼﾞ）（好き嫌いの問題じゃないよぉ。域越えちゃってるよぉ）
シンジは心の中で叫ぶ。
ｼﾝｼﾞ）そうですよね…
好き嫌いはよくないですね……
今にも彼は倒れそうだった。そして完食し。今度からは自分が料理当番をすることを伝えた。
『ゴクッ、ゴクッ』
ﾐｻﾄ）くぅぅ〜〜〜〜〜〜、カ〜〜〜〜、プハァ。
ビールは最高だぁネェ。
シンジ君お風呂入っちゃいなさい。
風呂はココロの洗濯よ。
カチャッ
ザプーン
ｼﾝｼﾞ）なんだか楽しかったなぁ。ミサトさんいい人だなぁ。
かなりガサツだけど…
こんなの夢には出てこなかったのに……
カチャッ
ｼﾝｼﾞ）えっ、ミサトさん？うわぁ〜〜〜〜〜
ダッダッダッ。
ｼﾝｼﾞ）ミサトさん！
ふ、ふ、風呂にペンギンがァ！！
ﾐｻﾄ）あぁ、彼は温泉ペンギンのペンペン。
彼も同居人の一人ヨン。
それより、前隠したら？
立派なものが丸見えヨン。
ｼﾝｼﾞ）あっ………
シンジは顔を真っ赤にして脱衣徐へ戻った。
ｼﾝｼﾞ）ここが僕の部屋かぁ。今日は寝よう。
『バタン』
シンジはベットに倒れこんだ。
ｼﾝｼﾞ）使徒。
これから戦う僕らの敵。
次が来るのも近いはず。
気持ちを引き締めなきゃ。君を守るためにも……
あ…………
シンジは深い眠りに落ちた。
次はどんな使徒が現れるのか？