銀魂・原作

□4月1日○○の場合。
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*でたらめ土佐弁注意!


◆坂本辰馬の場合◆




今日は何の日か知ってるか?


…そうじゃ、エイプリルフールじゃ。



待っとれよ金時!

今逢いに行くぜよォー!!

















「金時!好きじゃあ」

「……はぁ…」





わしが万事屋に遊びに来て嬉しそうにしてる金時に好きじゃ。と告げれば顔を赤くするおんしはまっこと可愛いのぅ。


やっぱり久しぶりに来て良かったぜよ。





「いきなり何だよ辰馬」

「金時〜今日はエイプリルフールじゃあ」

「…はぁ?そうだっけ?だから何なの?」

「好きじゃあ〜!!」

「…」

「金時?」

「エイプリルフールって嘘つく日じゃねぇの?」

「?…そうなのか?わし知らんぜよ。あっはっはっはっはっ」

「…」















何だよ、辰馬の奴…。


エイプリルフールで俺の事、好きだ。とか言うから…びっくりしたじゃねぇか。


俺の事好き過ぎるコイツが、嫌いなんて言うわけないもんな。


つーか…辰馬…。





「おい、辰馬…。エイプリルフールってどんな日か知ってんの?」

「ん?……知らんぜよ。あっはっはっはっ」

「…」





やっぱり…。





「辰馬、今日は…「頭ァ何しとんのじゃ貴様」

「!!?」

「オオ!陸奥じゃ。何ぜよ?」

「何ぜよ?じゃなか。大事な商談で、またいなくなったと思ったらやっぱりここにおったか」

「地球ば来たら金時に逢いに来るのは当然じゃき」

「…分かったから。もう帰るぜよ。…悪かったな、銀時殿。このモジャモジャは連れて帰るき」

「…はぁ」

「ぎ、銀時殿。わしは、おんしが、き、嫌いじゃ///」

「…!!」

「オオオ!金時〜また来るぜよォォ!!あっはっはっはっはっ」

「…」





去り際に気になる事を言った陸奥に引きずられて帰って行くエイプリルフールの何たるかもわからない辰馬を見て。



結局、辰馬が何しに来たのかがわからない銀時である。







end

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