銀魂・原作

□とびっきりの極上
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「…………………っ……なんだって?」


「だから〜、お菓子をくれなきゃイタズラするゾ!」


「何?」


「お菓子ちょうだい」


「…も、もう一度」


「…お、お菓子、をくれなきゃ…イタズラ、するゾ?」





聞こえてないのかと何度も言うが、そうではないらしく、

銀時の可愛らしい仕草と言葉に土方は息も荒く、

目つきもギラギラと変わったのが、分かった。





「え…ひ、ひじかた?」


「銀時ィィ…良いぞ!イタズラしても、むしろして下さい。むしろ俺がしたい。イタズラさせろ銀時ィィ」





そう言って また、銀時を今度は床に組み敷いた。





「ひじかっー!ちょっ」


「何で いつも拒むんだよいい加減ヤらせろ!」


「なぁーっ!?何か主旨 変わってね?それに今のサイテーだよ」


「いいから答えろ!何でキスも させてくんねぇんだよっ、そんなに嫌か?それなのに何で俺と付き合ってんだ…。」





土方は俺を組み敷いたまま、さっきとは打って変わって まっすぐな目で、でも悲しそうな目で俺の目を見る。





「…ちがっ…嫌な訳じゃないよ…?」


「…じゃ、何で?」





優しく問い掛ける





「…だって…キスして…あ、コイツとは これ以上出来ねぇなぁとか、お前に思われたくなっ……んぁ、んっ!!」





最後まで言う前に口が塞がれた。


触れるだけの それもだんだんと深くなり角度を変え 舌を絡め吸い付き啄む…。


俺達は何も考えられなくなるまで、お互いを絡め合った。







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