銀魂・原作
□とびっきりの極上
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「なまはげェェェーー!ドロボーーーーっっ」
急に表れた俺にびっくりしたのか銀時は木刀を振り回して殴ってきた。
「あ、イテッ…銀、待っ…俺っ、いだだだっっ待て待て待て!俺だァ」
総悟から貰った面を外し顔を見せると振り下ろして来た木刀が当たる瞬間、目の前で止まった。
「!!…っ…」
「えっ…ひ、土方ァァ!?何やってんのォォ?おまえェェ!」
殴られそうになった俺は内心 冷や汗モンだったがそれを抑え、悪戯を続行する。
「悪い子にはイタズラしてやるっ」
言いながら銀時の肩を掴みソファーに押し倒した。
「コルァ!土方ァ 何すんだテメェェッ何のつもりだコノヤロー!!」
「大人しく してろ銀時!終わったら菓子をやるぞ」
菓子と言う言葉に一瞬ピクリとしたが、すぐさま
「ふざけんな!終わったらって、何が終わったらなんだよ」
俺を押しのけ抵抗するが今日は俺も引かない。
今日はイタズラしても良い日なんだよ、銀時ィ!
俺は、はだけた襟の隙間から手を忍ばせ胸の突起に触れた。
「ひぁっ!…っ土方っ一旦落ち着こう訳わかんねぇからっ、な?な?」
俺が顔を近づけると銀時は涙目になって眉尻を下げて言う。
ッー、その顔はねぇだろ待つモンも待てねぇよ。
俺は掴んだ腕は離さないまま力を緩めると銀時は起き上がって今度は優しく同じ事を聞いてきた。
「土方、何でこんな事するんだ?こんな なまはげの格好して どういうつもりだよ…俺、悪い事した?」
そう言って銀時は俯き涙を零した。
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