銀魂・原作

□確信犯
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体が…

ふわふわ宙に浮かんでる

下を見れば、みんなが、いる…。

新八、神楽…

俺もいる…。

高杉もヅラも。

みんな、みんな…

そして…土方も………。


みんなの所に行きたい、のに…体はどんどん宙に上がっていく…。

空に飛ばされて自由にならない体…。


ジタバタもがいてると

急に体が重くなって

急降下した。


どんどん、どんどん

下がっていく。


っ!!


おちる、墜ちる…


助けて!


土方っ!!




地面に叩きつけられる瞬間に、目が覚めた…。



「銀さん!」
「銀ちゃん!」

「万事屋?」

「…ぁ…」



目が覚めて最初に目に入ったのは、

白い天井と。

新八と神楽と。

土方…。



「僕、先生呼んで来ます!」

「銀ちゃーん!よかったアル」



周りが騒がしくしてるのに、頭がぼーっとして、働かない。

俺は…。


そして、神楽もババァ達に知らせて来ると言って部屋を出て行った。



「…万事屋」



あ、土方?

首だけを横に向けると、土方がいて俺の手を強く握っているのが分かった。







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