銀魂・原作
□真選組の万事屋争奪戦!
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唯一身に着けてる下着に手を掛けた時…。
「副長、昨日の書類…」
スッと襖が開き2人同時に振り向くと部屋に入って来た山崎と目が合った、
「……」
「……」
「……」
硬直している山崎は、硬直している俺と銀時を交互に見て。
「うわァァァ〜〜〜〜!旦那ァァァ!俺の旦那がァァァァァ!!」
叫びながら山崎は走って行った。
「やっ山崎ィィィィィ!!ぶっ殺す!」
俺が起き上がり山崎に向かって叫んでると、銀時が身を整えて逃げるように部屋から出て行った。
「あっ、ちょっ…銀…まっ…え、あ、山……銀、時っ!!」
混乱した俺はどっちも追い掛ける事が出来ず...
「おいィ!どうすりゃいいんだよコレ」
反応した息子を抑えながら部屋に1人佇んでいた…。
案の定銀時には避けられ山崎の嘆きを聞いた隊士達に睨まれ、総悟には本気であの世送りにされそうになった。
つーか、山崎のヤロー!
誰が誰のだって!?
アイツは、銀時は、俺のモンだ!
山崎に、いやっ、みんなに言い聞かせてやらねぇといけねーな。
もちろん銀時にもだ!!
もう、ヘタレてる場合じゃねぇ!
初めてあんな風に触れてハッキリ分かった。
俺は自分が思ってたよりもずっと銀時に惚れてる。
誰にも渡さねぇ!
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