銀魂・原作
□真選組の万事屋争奪戦!
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「そうか〜?俺、あんまり日焼けしないんだよね〜赤くなって終わり」
「そうなんですかィ?旦那はそのままが良いですぜィ」
チクショー!総悟のヤロー。俺が何も出来ない事をいいことに…!
つーか俺も何してやがる!こんな事で緊張してやがったら本番どーすんだ!
「‥だっ‥旦那おおお背中‥流しましょうか…?」
ガッガッ
スパコーン
ド バッシャーン!!
今の効果音だけじゃ解らないだろうから説明しよう!
俺と総悟が同時にオケを掴み近づいて来た隊士になげつけ、ソイツは後ろにある湯船に落ちた。
まぁそんな感じだな!
これで同じ事考えてた奴は思い直しただろう。
「ん?今なんか言った?」
「「言ってません」」
そう言った銀時がこちらを見たのでばっちり目が合ってしまった。
「!!!」バッ
バカーーー!何そらしてんのーー俺ェ!しかも思いっ切り!
ああああ、あんなの直視出来るかァー!
濡れた銀髪が綺麗で……泡だらけで…
……誘ってるのか!てめぇ、コノヤロー!!
「………」
…もう出よう!銀時つれて…。これ以上いたらヤバ…。
「…ふ〜ん、土方くんのデケェのな!」
いつの間にか銀時がそばまで来て俺の肩に顎を乗せて息子を指した。
「わぁぁ!!」
「何照れてんだ?中学生かてめぇは」
後ずさった俺の脇腹を肘でつんつんしながら妖艶な笑み(土方ビジョン)で言いやがる。
やや止めろ!ここここれ以上デカくさせんな!!
銀時は泡だらけの体を近づけて俺の顔を覗き込んでる。
「ブッ」
そこで意識が遠のいた…。
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