銀魂・原作

□真選組の万事屋争奪戦!
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「もう!何なんだよ土方くんは!」





部屋に付くなり銀時を布団に押し込んだ。





「土方くんってさぁ意外と心配性なんだね、普段毛嫌いしてる奴でも倒れてたら助けてくれるんだから」





心配性なワケねぇ...

お前だから、銀時だから心配してるんだ、いい加減気付けよ!





「…嫌いじゃねぇよ」


「え?」


「嫌いじゃない!むしろ、…き、だ」


「え?何?今聞こえなかった、最後」


「何でもねー」


「は?なんだそれ、…でも、そっかぁ!まぁ良かったよ、俺も土方くん嫌いじゃねぇし」





そう言って銀時は布団の中から俺を見上げた。

“嫌いじゃない”だけじゃ満足出来ねぇよ、銀時…。


もっと‥俺を、見ろ。



俺は無意識に胡座をかいてる状態から更に身を屈めて銀時の綺麗な顔に近づき、目が合った瞬間…。





「あっそういえば!!」




銀時は急に勢い良く起き上がった。



うお!?俺は反射的に身体を反らし後ろにひっくり返ってしまった。





「何やってんの?土方くん」


「あっいや、それよりなんだ?」





俺は何事もなかったように言葉を返した。


あ〜あっぶねぇ!

俺、今 無意識だったよな!

駄目だ!まだ早過ぎる!今、ちゅーしたら‥絶対引かれる。

俺もキスだけじゃ止まんねぇ絶対!

今でもやべぇのに‥。




そんな俺を知ってか知らずか、いや!ぜってー知らねぇが、銀時が更に俺の理性をぶっ飛ばすセリフをはいた‥。





「俺、昨日から風呂入ってねぇや、入ってきていい?土方くん、服貸せよ!」





クラリ…

気絶してもいいですか?

あ、やっぱりダメだ!







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