銀魂・原作

□この手を…
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「「いずれ殺してやるよ」」




君から全てを奪ってやる大事なもの全てを…







ここに戻って来た時情けない姿を見せたね土方君




それなのに君は

僕が初めて心奪われた人を傍らに寄せて歩いていた。


聞けば良い仲だというではないか、心底憎いと思ったよ。



君は色々と邪魔だからね

だから真選組から追い出したのに

君はあの銀色のもとへ転がりこんでいた、心底憎いと思ったよ。











「‥やあ!」


銀色が家を出て来て後を付けた…。



「ん?…誰?真選組?」



間近で見る銀色はとても眩しく美しかった。



「そうですよ、あなたの家に内の副長が居ると聞きましたので…様子はどうかと…」


「様子〜?どうもこうもねぇよ。どうしちゃったの?オタクの副長さん!何か変な事になっちゃってるよ!!もうウザくて…今も逃げて来ちゃったし、早く引き取ってくんない?」




…口ではそう言ってるが目はそんな事言って無いよ
分かっているのかいあなたは……。

何処までも忌々しいあの男…。



あなたに触れたい…

今すぐにでも奪ッテシマイタイ。



身体を奪うのは簡単だが

それでは意味が無い

心も手に入れなければ…。


君には勝てない


分かるだろう?



君は



僕の唯一の理解者だから…。







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