銀魂・原作

□初夜?
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「お〜い ひじかた飲まねぇの〜?全部銀さんが飲んじゃうよ〜」


「あぁ‥ののの飲むよ」





落ち着け俺!!

どうしよう‥.ずっと長い間 我慢してたから‥.タッ、タイミングがわからねぇ。


今か?今でいいのか?

まだ早いか?





俺がタイミングを計りながら悶々とそんな事を考えてると、

フと目の前に影が出来た。


‥と思ったら銀時の顔が近くにあり俺の唇に何か柔らかい感触が…



銀時にキスされたと気付いた時には今まで座っていたソファに押し倒されていた。





「!!!」





えええ〜〜〜〜〜〜!?



驚きで何も出来ずに目を見開き固まってる俺に、銀時は次第に口付けも深くなり 甘い香りが口内に広がった。





「‥っん…」



クチュ‥



銀時の唇が俺の首筋に降りてきて吸い付いた。





「…ッ‥」





銀時の手が土方の黒い着流しの合わせから忍び込んできた時に土方は我に返った。






「!!!」




まてまてまて待てーーーーーーーーい!


こここコレはなんだー!

ぎぎぎ銀時がァァァ!?

何でこんな事にィィ!?

うう嬉しいが…そうじゃない!!

そうじゃないんだーー!!





「ッ銀時!待てッ」





俺が銀時の肩を掴み思いっ切り押し返すと銀時は心底驚いた顔をし、目を見開いてた。





「…ッ悪い」





そう一言 呟き悲しそうな顔をして銀時は俺の上から離れた。



違う!違うんだ!銀時!

ソファから降りた銀時の腕を掴み叫んだ。





「違う!銀時!」


「ッなんだよ‥.嫌なんだろ?」


「そうじゃない!俺は、こうしたいんだ‥」





ドサッ



掴んだ腕を引っ張りソファに組敷く。


今度は立場が変わった銀時が驚いた顔をした。





「まっ待て!何だコレは」

「押し倒してる」

「‥イヤ、逆だろ?」

「何言ってやがる…コレが普通だろ」

「イヤイヤイヤ!何でそんな当たり前に普通とか言っちゃてるの?」

「俺はずっとこうしたかった!だからコレが普通だ!」

「意味わかんねぇ…どけ」

「はぁ!?何言ってやがる!てめぇが誘ったんだろ!てめぇは大人しく喰われてろ!!」

「はぁ!?違うだろ!俺が…んんっ!」





うるさい!もう黙ってろ!とその唇をふさいでやった。





「んー!待て…ひじか...」

「待てねぇ…てめぇ俺がどれだけ我慢してたか解ってるのか?」

「ゃあ…ん…ァ」




銀時をむしゃぶりつく様に味わった。




「1ヶ月も待ったんだ‥…イヤ違う!その前からだ てめぇを手に入れる前から‥」

「は、ぁ‥あぅ…まって」





乱れていた服をはだけさせ銀時の肌に吸い付きながら胸の突起を撫で回し 土方の手が下まで伸び、銀時自身をわし掴んだ。





「あ"あ"あ"ーーーー!!」





ドカッ!!





「う"ッ…てってめぇ…」





腹に銀時の蹴りが入った。





「何しやがる!」

「それはこっちのセリフだ急に盛りやがって」

「てめぇから仕掛けたんだろうが!」

「〜〜〜ぅッ…取り敢えずその手を離せッ」






土方は銀時の腕を強く掴み離さない。



誰が離すかよ!そんな事したらてめぇは逃げるだろうが!!

やっと手に入れたんだ。

ぜってー離さない!





「じゃあさ、こうしよう!取り敢えず腕 離せ」

「イヤだ!」

「じゃあ、まず 腕離そっっっ!ぎゃあ!!てめぇナニおっ勃ててっっ!!」






土方が銀時の上に再び乗ってきた、

腰に、腰にナニか硬いモノが〜〜〜!!





「てめぇが悪い!諦めろ」

「〜〜〜///‥」





こうして夜も更け万事屋では未だに争いが続いてるのだろうか?

それとも銀が黒に喰われてしまったのか?

それは…










end nextあとがき
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