銀魂・原作

□ケンカのあとは、
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土方とケンカした…。



原因は何だったかも思い出せないくらい些細な事。



ケンカのあと、土方が万事屋から出て行く時に言ってしまった、



『大ッきらい!』



って言葉。大きらい。



物凄く後悔して、罪悪感が襲ってきて、

傷付いた土方の顔を見て勝手に傷付いて最悪だ。





もう一週間も逢ってない。


あれから俺も、外に出てないから、巡回してるはずの土方に逢えないし…。


仕事で忙しい時でも万事屋に寄ってくれたりしてたのに…。

土方は来ない。



土方はもう俺に逢いたくないんだろうか…。


大きらいって言った事、真に受けて土方は本当に俺の事、嫌いになったのかな?


だから、逢いに来ないのかな?




俺から逢いに行ったら、喜んでくれる?



俺が悪かったとは思えないけど、ここは年上の俺が折れて、ちゃんと謝ってやるよ!


だから、今から行くよ。





「あっ」

「あ…」





土方に逢いに行くまでもなく途中でバッタリ逢ってしまった。



ううっ…。

気まずい…。

何を話そう…。


…謝るんだろ!?





「…何 睨んでんだよ」





バカーッ!違うだろー!





「あ?それはオメェだろ まだ反省してなかったのかよ!」

「何を反省するってんだ!俺は何も悪くねぇ!」

「チッ‥可愛くねぇヤローだな」

「オッサンが可愛い訳ねぇだろ」





違う!こんな事言いたいんじゃないのに…。

どんどん憎まれ口を叩いてしまう。





「うるせぇよ!オメェは俺の言うこと、いちいち逆らうな!」

「逆らうな、って何だよ逆らうな!って」

「大人しく従っていればいいんだよ」

「はぁ!?バッカじゃねぇの?何でオメェに従わなきゃなんねぇんだ」

「だから夜みてぇに可愛く「もう、きらいきらいお前なんか嫌いだ!」





土方が何か言いかけたのを遮って、また言ってしまった。





「…ああ、そうかよ。んなオメェなんか俺も嫌いだ。…じゃあな。」

「あ…」





土方…本気で怒った。


どうしよう…。


俺から言った言葉なのに


土方に言われたら、凄く苦しい…。


嫌い。って言葉。


土方も、こんなに苦しかったんだ。


ごめん、土方…。



ああ…どんどん離れて行ってしまう。




待って、

待って、土方!


土方!!





「土方ッ!!」

「!!」





勢い良く振り向いた土方のそばまで駆け寄った。










チュッ





ホントは好きだから。





「…銀…///」

「ーッ、じゃあな」

「ッ、待て!」





土方が掴もうとした腕をするりと抜けて走って逃げてしまった。





今日の夜は、神楽を新八んちに行かそう。


久しぶりに土方が来るから。

その時は、ちゃんと素直になろう!





好きだよ!


って。






end




なんだー!ケンカ難しい

フリー小説なんだけど
コレをフリーにしていいんだろうか…。


このお話は、童謡を土銀にしてみました。

タイトル分からないけどスッゴい可愛い歌です

歌詞も、よく覚えて無い(オイ)


何時にも増して駄文ですが、最後まで読んで頂き有難う御座います!



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