銀魂・原作

□初夜?
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俺の名前は土方十四郎

真選組の副局長をやっている。



俺の恋人はかぶき町で万事屋を営んでる坂田銀時という死んだ魚のような目をしているが

本人曰わくいざとなったらきらめくからいいと

とっても可愛い事を言いやがる奴で‥。



イヤ あれは可愛いと言うより美人だな


透き通るような白い肌!

キラキラ輝く銀髪!

深紅の瞳!



どれをとっても美人という言葉がピッタリな男はそういない。



あっでも待てよ!!

やっぱり可愛いのも捨てがたい…。

甘味を食ってる銀時はもう本当に可愛くて、俺がお前を喰ってしまいたい衝動に駆られるぐらいエロくて…。

そうだ!エロカワイイがピッタリだ。

エロカワ美人だな。

うんうん。



…はっ

い、今はそーゆー事が言いたいのではなくてだな。


俺 土方十四郎に一世一代のチャーーーーーンスが訪れたのだ。



それは1時間程前の事...。


銀時とのデ〜トの締めに2人でいつもの居酒屋に行ったその帰り、





「銀時ぃもう一軒いくかぁ?」





その時、俺は愛しい恋人に久しぶりに会って浮かれてたため ずいぶん飲んで酔っていた。





「う〜ん…それより家で飲まね?良い酒が手に入ったんだ!万事屋で飲み直そうぜ」





そんな提案してきた銀時と大江戸マートに寄り つまみやビールなどを買って万事屋に向かった。






「早く飲もうぜ〜」





家に付いた銀時は、早速とっておきの酒を持ってきて飲みだした。




結構早い時間から飲んでいたため、家に戻った時には、まだ万事屋の従業員の眼鏡やチャイナ娘がいるかと思い、俺が万事屋に来るたび酢昆布をせがまれるためみやげを買ってきたのだが…。





「銀時…チャイナ娘は?」


「ん〜?神楽は新八の家に行かしたよ〜何かようなの〜?」


「いや‥酢昆布…」





…………………

なんだとーーーーー!?

今なんて言った?

“行かした”だとーー!!

それはつまり今 万事屋にいないとゆー事か!?

それはつまり今 万事屋には俺と銀時2人きりとゆー事かーーーーー!!



今までそんな事なかった万事屋に来る度邪魔され、あと邪魔されて、そして邪魔された!


そのチャイナ娘がいない!?

それはどうゆう事なんだ銀時!!


そーゆー事か?銀時!!





俺達は付き合い出して早1ヶ月。まだ、その、なんて言うか身体を繋げた関係にはなっていない。

何かとはぐらかされたりしてそこまで至ってないのだ…。



それを今ここに来てチャイナを“行かした”となれば…ΟKと取ってもいいんだな銀時!?




〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!


…長かった……………。

ついにこの日が来た....。


俺がどれほど我慢したと思ってるんだ。

俺は自分がこれほど我慢強いとは思わなかったゾ!



クククッ銀時め!

こんなに飲みやがって、可愛い奴だ!

酔ってないと照れるってか?



今の銀時の姿といえば…



顔も赤らめ、

いつの間にかいつもの着流しを脱ぎ捨て、

黒のインナーも乱れトロンとした目つきで飲んでいる。


これは誘ってるとしか思えねぇーーーー!!

いつでも来ーーいってか?







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