時の物語
□〜第5章〜
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「レイン、もう止めて!僕は大丈夫だから!!」
するとレインは手を離したけど重い空気が辺りに広がる・・・。
「あ〜!シュリとライじゃない♪いつ帰ってきたの。」
・・・前にその場に似合わない陽気な女の人の声が・・・。
「・・・レイラ、頼むから空気を読んでくれないか?」
とてもライさんがめんどくさそうにその女の人に言った。
「ちゃんと考えて会話に入ったわよ、私しんみりした会話嫌いなの知ってるでしょ。」
凄く格好いい女性だった。
すると隣にいたアリゲルがカタカタと震え・・・。
「何でお前が此処にいる!レイラ!」
と勢いよく叫んだ、隣に居たアルケットが耳を押さえていた・・・。
「アリゲル?知ってる人?」
するとレイラという女の人は少し考えてからすっきりとした顔で・・・。