時の物語
□〜第5章〜
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目を開けるとそこには見たことがない世界が広がっていた。
でも、その風景はどこか懐かしく、悲しい感じがした・・・。
「ここは一体・・・。」
そう僕が呟くとすぐそこにいたシュリさんが答えてくれた・・・。
「ここはお前が生まれた世界だ・・・。」
「・・・綺麗な所・・・。」
「ここはまだ【ケリア軍】が来てないからな・・・。」
「【ケリア軍】って?」
「ここ【キュリティ】は今戦争中なんだ、国を・・・いや世界を半分にした戦争をな。」
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