お題小説
□お題小説
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幽霊なんて馬鹿馬鹿しい。
幽霊
竜王)綾って幽霊が嫌いなのか？
綾)…ッ！！！怖くなんかないわよッ！！
昶)もっと言えば、幽霊とかオカルト系とかダメだ。
綾)だっ…だからこここ怖くなんかないわよッ！！何言ってんの！？
やっぱ怖いみたいだ。
竜王)幽霊なんているワケねぇーだろ。
綾)何で言い切れるのよ？
竜王)"非現実"だからだよ。そんなモンがホントにいたらそこらじゅうにウヨウヨ居るだろ。
綾)だ、だけど見える人だっているじゃない。
竜王)それは幻だろ。信じてるヤツが『幽霊は本当にいる』って思い込んでるから居ないモンが居るような幻が見えるんだよ。
その証拠に見える本人以外のヤツ見えねぇーんだよ。
綾)まぁ…そう言われるとそうかもしれないけど…。
竜王)幻＝幽霊つー事。
賢吾)そしたらシンになった昶や白銀さんやレイになった洸兄も幽霊って事になっちゃうの？
竜王)って、思ってる。
昶)オイ待て、それじゃなにか？俺は幻だとか言うのかよ？
竜王)"ハッキリ"とそう言ってるつもりだけど？何か文句あっか？
昶と竜王の間に火花が散る。
もう傍から見たら２人共ただの不良だ。しかもかなり切れやすい不良。
綾)ちょっと２人共！バーで喧嘩しないでよ！するなら余所でやってよ！
いつもは喧嘩を止めに入る絵理奈や京氏や龍がいない為、昶は綾が止められたとしても竜王は中々止まらない。
竜王・昶)喧嘩を売ってきたのはコイツだ。
見事にハモった。
賢吾)綾の言うトーリだよ！喧嘩はよくないよ！
竜王・昶)うるせぇ、すっこんでろ犬！！
賢吾)ひでぇ〜よ！！(泣)
浅村 賢吾、完敗。
綾)ちょっ…！さすがに賢吾が可哀想じゃない！
賢吾のフォローにまわる綾。
賢吾)綾〜(感動)
綾)確かに賢吾は『馬鹿でアホで欠点だらけ』だけど、そこまで言わなくてもいいじゃない！
賢吾)全然フォローになってねぇよ〜！！？(泣)
浅村 賢吾大ダメージにより、撃沈。
竜王)うっせぇ！今すぐユーレイ呼ぶぞ、ゴラァ！
綾)ひぃっ！！？
竜王もはや脅しだ。
この後、京氏が現れ、喧嘩事は収まり罰として竜王が一発殴られたのは言うまでもない。
あとがきです。
今回のお題は“幽霊”です。
今回はオリジナルキャラクターは、竜王君だけ登場させて頂きました。
やっぱりアレですね、竜王君だけだと喧嘩になってしまいますね＾＾；
2009.05.30