お題小説
□お題小説
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生き物は常に太陽の下で生きている。
太陽は大事な…大事な役割をしている。
太陽
真由・竜王)あっ…づい〜〜……。
只今、季節は夏。それは猛暑並みの暑さである。四神達と京氏はほぼ毎日通っているバーにきていた。
秋一)はい。二人共、水。
真由・竜王)お〜う…。サンキュー……。
洸)ありゃあ、かなり暑さにやられてんね。
竜王)この暑さは、異常だろ…。
京氏)そりゃあ今、世間は『地球温暖化』だし。暑くて当たり前なんじゃねぇ?
真由)こんなあっつい中、生活してたら俺……蒸発しちまう…。死…ぬー……。
京氏)大丈夫、人間そんなヤワじゃないから死なないって。ましてやお前、神だから尚更。
真由)神でも死ぬ時は―――
龍)絵理奈ちゃん、紅茶美味しいね^^
絵理奈)はい^^とても美味しいです^^
真由)死ぬ……って、お前らこんな真夏の中紅茶なんて飲んでんのかよ!?
絵理奈)? はい。
龍)そうだよ^^
真由)マジかよ……。
竜王)お前ら2人共涼しそうな面しやがってムカツク……っ!
龍)そんな事言うっても絵理奈ちゃんは、朱雀の巫女なんだよ?
真由)朱雀の巫女は、あつさがわからないんだから『涼しそうな顔』してんじゃなくて『涼しい顔』してんだよ…。
賢吾)あつさがわかんないってホント?
絵理奈)わかんないと言いますか、火の力のエネルギーとして吸収してしまうのであついと言う感覚がないんですよ。
真由)絵理奈にとっては、何百度、何億度のあつさでもちょうどいいあつさなんだよ…。いいよなぁ〜……。
竜王)んな事言うっても仕方ねぇーだろ…。っつーか、もう言うな…。言うだけ余計に暑くなる……。
真由)全ッッッ然!!温度下がんねぇー!!!
竜王)うるせぇ!知るか!!無駄に大声出すんじゃねぇ!!!余計に暑くなるっつったろ!!!
真由)竜王だって大声出してんじゃん!!!
洸)2人共それぐらいにしたら〜?
昶)それこそ余計に暑くなるだろ。
京氏)無駄に叫びたい年頃なんだよ、2人共。
悠)そんな年頃はないと思うんだけど。
京氏)だって今、俺が考えたんだもん。
綾)だもん……って。
龍)とりあえず真由ちゃん、竜王。大人しくしてみたら?もしかしたら涼しくなるかもよ?
真由・竜王)そんなんで涼しくなった世話ねぇーよ!!
白銀)また叫んでいますよ。
真由)頼むから静かにさせてくれよ!
昶)静かにするもなにもお前らが勝手に叫んでんだろ。
竜王)っつーか元々誰のせいだよ!!!
一同)お前だろ!!!
竜王)俺かよ!!?!?
ガヤガヤ!ヤーヤー!ガヤガヤ!キーキー!
絵理奈)あの…皆さん…
ガミガミ!!
絵理奈)あの……
ガミガミ!!
みんなが騒ぎ始めてしまって取り残されてしまった絵理奈とマスター。
絵理奈)お兄ちゃん達が騒がしくしてしまいましてすいません。
秋一)別に構わないよ^^逆に賑やかで楽しいよ^^
絵理奈)それならいいんですけど^^
真由)おい、絵理奈!
絵理奈)はいっ!!?
真由)絵理奈からも竜王に何か言うってやれ!!
絵理奈)え、え〜…、何を言うえばいいんですか?
真由)「何馬鹿な事言うってんだよ!!」ってさ。
京氏)なんも知らない奴を巻き込むなよ…。
結局、夕方過ぎになるまで言い争っていたと言う。
〜〜〜〜〜おまけ〜〜〜〜〜
真由・竜王)ゼーハーゼーハー。
絵理奈)お二方大丈夫てすか?
京氏)ちょっ、絵理奈。
絵理奈)はい。何ですか?
京氏)ちょいちょい(手招き)
絵理奈)???
パタパタ…。
京氏)ほいコレ。
ピラッ。
絵理奈)? 何ですか、コレ?
京氏)その紙に書かれている言葉を真由と竜王に『気持ちを込めて言う』ってみて。
絵理奈)は、はい。
パタパタ…。
絵理奈)……………。←紙に書かれている言葉を言うっている。
真由・竜王)ビックゥゥ!!!(大量汗&顔真っ青)
京氏)おっ、さっすが絵理奈^皿^効果抜群〜^皿^
パタパタ…。
絵理奈)これでよろしいんですか?
京氏)うん、全然OK^皿^
しばらくは大人しくしよう。と思った真由と竜王でした。
あとがきです。
今回のお題は“太陽”です。
この小説を書いたのは、何週間前から書いていたんですけど、
他に色々書いていたので、こちらのお題小説が疎かになってしまいましたです^^;
ちなみにおまけで京氏が絵理奈に渡した紙に書いてあった言葉は、
『お二方もう中学生なんですから、くだらない言い争いしないで下さい。
それ以上続くようでしたら……(持ち武器を召喚する一歩手前)わかりますよね?^^』
と言う内容です。
絵理奈は、普段の性格だけあって、今の言葉にさらに気持ちがこもるとたぶん怖いんですね^^;
2008.11.22