趣味部屋

□軍曹さんお誕生日おめでとう駄文
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「お誕生日おめでとうケロロ君」

そういってドロロは両腕いっぱいの薔薇の花束をケロロに渡した。

「ゲロ…すごい量でありますな」

大量の花に押し潰されそうになりながらも何とか姿勢を保ったケロロは、色とりどりの薔薇を呆れたように眺めた。

「全部僕が育てたんだよ。どう?」
「ああ…綺麗でありますな。サンキュドロロ♪」

でも、花もらってもなぁとおもいっきり顔に書いてあるケロロを見てドロロはクスリと笑うと、隠し持っていたケーキの箱を取り出した。

「はい、後これも」

その箱を見た途端ケロロの目が輝いた。

「こ・これは…某ケーキ店で限定5名様までのあの幻の…」
「うん、ケロロ君食べたがってたでしょ?」
「あ…ありがとうであります!!すっげー嬉しい!!!!」

ヒシッと抱き付いてきたケロロをドロロは嬉しそうに抱きしめた。

「だって今日はケロロ君が生まれて来てくれた特別な日なんだから」

君がいなければ今の僕はいなかった、そう告げて更に強く抱きしめようとした。

その時

シュッ

「え!?」


突然腕の中のケロロが消え失せた。
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