恋事情

□不安 大西畑
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流星side

たまたま雑誌を見ていたら…え…何これ

大ちゃんと大橋くんが、キスしていた

何で…キス…僕とは、まだ…してないのに

大ちゃん…ホンマは大橋くんの事が好きなんじゃ

キャラ的に断われへんかったとか?

メンバーで気まずくなるんが…嫌やったとか?

仕事忙しくて二人の時間が、あまりないから

余計に今…不安になってるだけやんな

でも、その不安がなくなる事はなかった

むしろ強くなってる気がするし…このままじゃ…あかん

だから、大ちゃんの気持ちを確かめる為

僕は…大ちゃんを呼び出した

赤(流星?どうしたん??)

橙(大ちゃんに…聞きたい事があって)

赤(聞きたい事?何か空気重ない??)

橙(そう感じるなら…そうかもね。)

赤(怖い怖い…まさか、別れよとかちゃうよな?
流星めっちゃ涙目なんやけど…ホンマに何??)

橙(大ちゃんは……ホンマに僕の事好き?)

赤(好き!!え…伝わってない?)

橙(やって…大橋くんと…その…えっと…)

赤(はっすん!?何で…はっすんが出てくるん?
おかしない?関係ないやん、はっすんは
俺が好きなんは、流星…大西流星なんやで!)

橙(でも…キスしてたやん!!)

赤(キス!?あぁ…あれ見たんや
俺からは、してないからな勘違いせんとって
それに…俺は、はっすんを流星と見立てたから
流星嫉妬してくれたん?めっちゃ嬉しいねんけど
可愛いいすぎやろ、じゃあ、キスしよか?)

そう言いながら、大ちゃんの顔が近づいてくる

目を閉じれば…唇が重なって抱きしめられた

このキスで…抱いてた不安が一瞬でなくなった

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