黒子のバスケ

□3.見知らぬお兄さん
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さあ.今日も部活の時間。












わたしは健介と肩を並べて
部室へ向かう。










「ね.健介。
1年生もすごく上手だし
そろそろ5対5(ゲーム)とかも
するのかなぁ??」







福「上手って...
マジで上手いのは敦くらいじゃね?
...ムカつくけど」






「まーだそんなこと言って!!」






福「だってよ「千鶴先輩!」...あ?」










健介と話していると
わたしを呼びながら
背の高い男の人が隣に来た。











「あー劉くーんっ!」









劉「千鶴先輩.
今日も可愛いアル!!」









「劉くんってばー!
お世辞言ったって何も出ないよー??」








劉「お世辞じゃないアル!
ホント可愛いアルー!」









「もおー!!」










劉くんはいつも
お世辞ばっかり言ってくる。
でも.話してて楽しい後輩。









...あれ?健介おでこに青筋が...??












なんてことを考えていると
あっという間に部室前。













「あらら.主将もう居る!
早くドリンク支度しなきゃ!」











と.両側にいる2人よりも
先に部室に入る。











福「...てめ.あんま調子乗んなよ。
このアルアル猫かぶり野郎が。」









劉「...フンっ。負けないアル。
低身長ヘタレビビリ野郎には。」










ビキっ!!












そんな出来事は
千鶴には聞こえなかった。





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