Dream*shot
□依頼人。
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この世に自分と似ている人間が3人いると言うがもし、自分の愛する人と全く同じ人間がいたらあなたならどうしますか?
「フェイタン。どうだった?」
「あんまり、金にはならないけどこれ見るね。」
フェイタンは単独の仕事を受けていた。
「おぉ!」
フィンクスとウヴォーが声を上げた。
「こりゃ金額の問題じゃないな。」
「フィンクスどういう意味?」
シャルナークが問いかけた。
「この依頼人団長のタイプって感じがするね。」
とシズクが言った。
シャルナークとマチが写真を見て頷いた。
「訳ありな顔をしてるな。」
それを盗み見していた団長が言った。
「ったくよ〜なんで盗賊はみんなしてこういうのがいいのか俺にはわからねーな。」
とノブナガが否定した。
「そんなこと言って実際会ったら好きになるね。」
とフェイタンがちゃかした。
そして、次の交渉の日フィンクス、ノブナガ、シャルナーク、マチ、が関係ないのに付いて行った。
そして依頼人が到着するとみんな「か、可愛い。」
と一言。
「あの?その後ろの方達は?」
「気にすることないね。ただのクズね。」
みんなフェイタンを睨みつけた。
「ぷっ!フェイタンはみんなに愛されてるのね。」
ニッコリと微笑んだ。
その顔に男性員はメロメロに。
呆れたマチは先に帰って行った。
「俺他の用事あるからこいつらに送らせるね。」
大勢だとかえって目立つためジャンケンで決めた。
勝ったのはシャルナークだった。
(よっしゃあ!!!)
「よろしくね。シャルナーク。」
「 リンネは念能力者じゃないんだね。 」
「もし能力者だったらフェイタンに依頼してないわ。」
「そのお兄さんは何歳だったの?」
「24歳よ。」
っと写真を見た瞬間シャルナークは凍りついた。
(団長?!)
「シャルナーク?どうかした?」
「いや。その…知り合いに似てたから驚いて。」
「他人の空似って奴ね(笑)」
団長に似ている人なんてめったに嫌、いないであろう。
「シャルナークはとても優しいのね。」
「そう?///」
照れくさそうに答えた。
「フェイタンの友達って本当に個性豊かで飽きないね。羨ましい。」
「そうかな?」
「うん…じゃあここ家だから。ありがとう。」
一瞬悲しい顔をしてニッコリと微笑んだ。
(これはチャンスだ!)
「あのさ〜心配だから。何かあったらここに連絡して。フェイタンは仕事以外のことでは動かない人だから。いつでも駆けつけるよ。」
「うん。ありがとう。シャルナーク。」
手を振ってアジトへと戻った。