⇒Blumen:blatt×verfaulen
□⇒日常の哀しみと憂鬱
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世の中に
絶対のモノがあるとは思えない。
だけど、
信じたいモノは…
あるんじゃないか?
自分に問い掛けをしてみて
初めて気付いた
自分が寂しいということ−…
圧倒的に在り続ける
絶対に等しいこの世界の中で
何度となく
裏切られてきていたとしても
本当は信じていたい
気持ちがある。
けれど世界の条理や心理、定理、
人がいる限り
自然と紡がれていく事象が
それをひどく許さない。
だから、
信じたいのに信じるモノが無いと
信じられるモノが
この世界には無いと
初めて気付いたあの日、
自分の存在の寂しさを理解した。
この世界は苦しいね。
無い物ねだりしか
出来ないんだから。
でも、自分は人間だから
欲しいものは欲しいし、
執着心もあれば独占欲もある。
そんなんだから
自分はまだ求めてる。
あがいてる。
手に入れようと必死で。
醜いわがままだけど、
あぁ…
なんて寂しい『わがまま』で
『欲』なんだろうね
それでも誰か、
この心を掬ってくれる人が
現れてくれたのなら…
いいな。
−日常の片隅で想ったよ−
望みがすべて叶うなんて想ってない。
だけど
4割でも叶ってくれたら……
正直、…救われるんだ。
だから……
………………お願い。
20080824⇒Sun.