あい

□あなたに恋して
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「ねね、篤士」


「なに?」


わたしの家の荷物を二人でまとめていた。



「みてみて。高校の写真」


そこには高校時代のわたしや篤士やバスケ部のメンバーがいた。



「ほんとだ、懐かしいね。ヤックならこないだ会ったけどね」



相変わらずだったよ、そう言って篤士は優しく笑った。


「わたしもみんなに会いたいな」


再び作業に戻って呟くと


「次会うときは結婚式だよ」




いつまでも貴方に
ときめきたいの




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