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□51418701万回目の空
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世界が何度時を止めようと、伸ばす手は止まらないままで。
失ってばかりの僕を
相も変わらずな炎天下が嘲笑う。

紅い目を凝らして見るあの景色は、赤く血染めな物語ばかりで。
ねえヒヨリ
傲慢な態度も、無口なところも、なびく髪の匂いも


大好きだよ


51418701万回目の空を見上げると
ちょうど鉄柱が落下しているのが見えた。

何度でも、君を呼ぶから
今だけでいいから、手をツナガセテ


end
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