あんぱんまん
□俺様と私様
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「俺様すごいぞバイキンマン〜♪」
バイキンマンはバイキン城で新しい機械を作っている
カンカンとトンカチの音が鳴り響く
「(今日はユンカの家でお茶に誘われてるからなぁ〜どんなおしゃれをしようか…)」
ド「バイキンマン!トンカチの音うるさい!」
「ど、ドキンちゃん…お願い、ちょっと待ってね…もうすぐで完成するから」
ド「そのうるさいの終わったらお菓子が食べたい!」
「お、お菓子?俺様が後で作ってあげるから!」
ド「バイキンマンが作るお菓子まずいから嫌よ!……そうだ!」
「?」
ドキンちゃんはどこからか電話を取り出してかけ始めた
「誰にかけてるの?」
ド「うるさいわね…………あ、もしもし?………うん…あのね、わたし、今とーってもおいしいお菓子食べたいの………けど?……あ、そうなの?………うん、分かった。バイキンマンが迎えに行くってさ……うん」
「へ?俺様が?」
ド「うん、待ってるねーばいばーい!」
ドキンちゃんは電話を切った
ド「おかしヶ丘のユンカがお菓子持ってきてくれるって」
「へっ!?ユンカが!?今日は俺様と…」
ド「まさか2人で会う気じゃなかったんでしょうね?」
「そ、そんなまさか…あはは…(2人きりになって告白しようと思ったのに…)」
ド「じゃ、はやく迎えに行ってあげて」
「はいはい♪」
バイキンマンは作業をすぐやめてUFOにのっておかしヶ丘へ向かった
ド「……張り切りすぎじゃないかしら…」
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