milacle

□case1,始まり
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小高「また……会えるよね…………?」


朝田「当たり前だろ?」


そう言って朝田は微かに表情を和らげ、薫の頭を撫でる。


その行動に笑顔で応える薫。



荒瀬「いいなぁ……おい、76キロ!!オレにもしてくれぇ〜」



朝田は凄い表情で荒瀬を睨む。



朝田「野良猫はさっさと帰って寝ろ」


伊集院「相変わらず朝田先生はキツいですね」



そんな微笑ましい会話が続くこと15分。





朝田「そろそろ行かないと」


加藤「元気でね」


朝田「あぁ」


朝田はきびすを返し、明真に背を向けた。



里原「朝田先生!!」



そう言ってオペ看の里原ミキは、朝田に何かを投げた。



それをキャッチした朝田の手には、星が描かれたストラップが5つ繋がれていた。


龍のぬいぐるみの首に掛けられていたものだ。



里原「御守り。忘れてるよ」



伊集院「今度は、どこへ行くんですか?」



朝田「さぁな……ただ、どこかでやってるよ」



そう朝田は言い残し、振り返ることなく去っていった。
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