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□I thought you★
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何だこの状況。つうか、裸だよな?
名前を呼ぶも返事はなく、振り向こうとすると回されたナツの手が胸部を撫でる。
「ちょ、…ナツさん?!」
「…いいから、俺が洗ってやる。」
普段からはあり得ない行為におもわず固まってしまう。そうする間にも掌で泡を塗りつけるように胸、腹を撫でられ、ムラっとしない訳がない。
頭を過るのは冷蔵庫に入れたアレ。それしかないだろ。
そう思考を巡らせていると背中からぬるりと身体を擦り付けられ、耳元からはナツの吐息を感じて。
「っ…何か無償にグレイの身体に触りてぇんだ…」
何度か擦りつけられると、ナツの胸部と思われる擦り付けられた位置からは二箇所硬くつるんとした突起が擦れて。
やばい、めっちゃエロい。
これっていわゆる…
「…グレイ…っ…」
股間に手が伸びてきて、ナツに欲情し既に角度を持ったそこをナツの掌に包まれる。
「、…んなに煽ってどうしてぇの?」
性器に触れられたかと思えば掌を滑らせぬるぬると扱かれ、熱い吐息が口から漏れる。こんな積極的なことは今までに勿論なく、興奮は増すばかりでその妖艶さを更に引き出せたらと言葉を求めて。
「…どうしてぇかって?わかんねーの…っ?」
挑発的な言葉を耳にると、耳を舐められ、ナツの吐息が耳にかかれば全身に響くようで脳を痺れさせる。
「っん、…なぁ…気持ちいいか…?」
「ん…すげー気持ちい…」
身体を擦り付け、自身を愛撫され普段ではあり得ないナツの発言を聞けば欲は昂ぶるばかりで、率直な感想を述べて。
「んっ…ヌルヌルして、グレイの身体気持ち…っ」
何コレ。夢じゃねぇよな…
こんな夢見る俺って変態すぎる。
既に成長したナツのものが背中に当たると、身体全体を擦り付けられ、後ろからは甘い声が聞こえて。
「はっ…、なぁ…グレイは俺の触ってくれねぇの?」
驚かされる言葉ばかりが脳を刺激する。その声は普段の明るくでかい声からは考えられないくらい、羞恥も伺えるような小さくか細い声で。
身体をピタリとくっつけられたまま、指先で潤った先端を滑りよく撫でられる。
俺のモノを弄るナツの手を掴み、後ろを振り向くと頬を赤く蒸気させ恥ずかしいのか俯くナツの顔が瞳に映る。
その姿に思わず見惚れてしまう。