「セラと」
「ユーナの!」
「「 いちにの3分クッキング〜!! 」」
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「それじゃあ、3分しかないからちゃっちゃと進めましょうか?」
「180秒か。それだけあれば、ここらの物など全て灰にできるぞ」
「わたしもわたしも〜!」
@ 小麦粉・卵・牛乳を混ぜましょう。
「まぜる…?」
「一緒にしちゃうってことよ!」
「一緒にして、どうなるのだ」
「さぁ?やってみたら分かるんじゃない?それそれ!」
一つのボウルに投下される小麦粉(一袋)・卵(殻付き)・牛乳(コップ一杯)。
「真ん中だけボロボロしてきてました!」
「卵が邪魔だ」
「そんな乱暴にすると、割れちゃうわよセラちゃん!…ん?カンペ出てる」
ロールが掲げるカンペに目を凝らす二人。
「…よく分かんないけど、卵は割っちゃっていいみたいだわね」
「了解だ」
がんがんぐちゃっ、と粉砕される卵。生地のタネが完成!
A フライパンにバターを入れ、熱を通します。
「フライ…」
「パン?」
「今我々が作っているのが、パンではなかったか?」
「そうよねぇ。パンケーキだっけ?……ええっとじゃぁ、これにバター入れちゃうのね?」
ボウルにバターの欠片が投下される。
「熱を通す、というのは、何となく察しがつくぞ」
「おっ!セラちゃんすご〜い!」
「少し待て」
戦闘端末へジョブチェンジしに、その場を後にしようとするセラ。
「ちょい待ち!カンペカンペ!」
それを間一髪で止めるユーナ。二人は再びロールのカンペをガン見する。
「熱を通すのは、この装置を使うみたいよ。コンロ、だって」
「装置?ただの台ではないのか」
「スイッチ、ここかな?あっ!火ついた!」
「こんな火力でいいのか?」
B 生地を流し込み、3分後にひっくり返します。
「えいっ」
ユーナはコンロにボウルの中身を全て流し込んだ。
じゅわわわ、とすごい音を立てて、火が消える。モクモクと煙が昇った。
「これで、3分待つのか」
「くっさ…!」
「ん…?おい、妙だぞ。我々に課せられたリミットが3分ではなかったか?」
「ゲホッゲホ!」
「どういうことだ?どう考えても3分では不可能ではないか!」
「目が痛いよ〜」
C おしまいです!後片付け、がんばってね!
ありがとうございました!