赤司くん
□放課後
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学校にも慣れた頃
いつもいきなりスゴいことを言う陽がまた、言ってきた…
『あっくん!!今日家においでよ!せーちゃんと三人で遊ぼ?』
「…いきなり言うんだなやっぱり陽は…」
「んーいいよ〜でも、いきなりだけどだいじょーぶ?」
『うんっ!!もう、ママに言ってあるの!』
あぁ〜小学校に上がってからは少し学んだんだなと思った赤司だった…
「で?なんで三人で遊びたいんだ?」
『んー?何となく〜』
何となくで、決める陽もすごいと思う赤司だった…
学校が終わり、比較的紫原の家も近いためいつものように歩いて帰っていた…
『よしっ!!手を繋ごう!』
いつもいきなり言い出すから慣れたといえば慣れたのかもしれない…
けれど、思ったことをいきなり行動に移すことは将来的のために治した方がいいのではないのか…
なんて思う赤司だった…
『二人とも、手繋ぐの嫌なの?』
反応が無いことに陽は不安になりたずねた。
「嫌じゃないよ、ほら…」
「はいどーぞはるちん」
二人は陽に手を差しだし、仲良く手を繋いで帰った。
たまには手を繋いで三人で歩くのもいいのかもしれない…
いつもと少し違った放課後だった…
(ママーただいまー!)(お邪魔します)(お邪魔しま〜す)(あら!いらっしゃい!!あなたがあっくんね!フフッ話しは聞いてるわよ〜)(はるちん何はなしてるの?)(んーお菓子についてーかな?ママおやつ〜)(はいはい!どーぞ!)(…)(おいしー)(うまっ〜)((疲れた…))