赤司くん

□探険!!
1ページ/3ページ

次の日

約束通り、今日は中で本は読まず、そとでトンボを探すことにした。


『トンボさんいるかなー?』

「どうだろうな…」


今は秋、飛んでいると言えば飛んでいる。


けれど、赤司は気が進まなかった…


外にでるのは別に構わない、


しかし、虫を探してるとなると周りにいる子達(男の子たち)が寄ってくる。


それが嫌で赤司は余りしたくなかった。


しかし、ここで嫌だと言えば陽が悲しむ…


それも嫌だ…


「(いざとなれば、どうにかして中で遊ぼう…)」


密かに作戦をたて、トンボを探しはじめた。


『いないねー』

「いないな…」


探してから10分ぐらいがたった…

『トンボさ〜んどこー?』

赤司と手を繋ぎながらあちこち探しはじめた。


『せーちゃん…トンボさん…』


よほど見たかったのか悲しそうに赤司の名前を呼んだ…


「…陽こっちだこい…」


赤司は居そうな所をひとつ思いだしその場所へむかった…














『うわぁ〜トンボさん!』


そこには、数は居ないものの2、3匹のトンボがいた。


「いたな」

『うんっ!』


しばらく、二人でトンボを見てからみんながいる運動場へ向かった。
次へ

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ