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紫「この限定味うまー」
青「ったく、誰だよ紫原王にしたの。まあ赤司だし、こうなることはわかってたけどよー」
緑「おは朝占いの悪い順なのだよ。俺は人事をつくした」
黄「いや、緑間っち結構簡単にまるめこまれてたと思うんスけど」
黒「というか、普通良い順じゃないですか」
黄「うわっ、黒子っちいつからいたんスか?」
黒「最初からいました」
王座に座って足を組み、肘掛けに腕をのせ頬杖をついた赤司はそんな彼らの様子を実に愉しそうに笑った。
「皆、聞け。今この瞬間から俺が王だ。――――文句はないね?」
王の紅い唇は始終奇麗な弧をかいていた。
赤司くんに「王座を渡せ」って言わせたかったんだよ、ってお話でした((