長編

□再開と大失敗
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今頃みんなは体育館だろう
潔子先輩はほかの仕事で
いなくなってしまったが
私も仕事しなくては

体育館に戻ろうとしたときトイレから 
日向くんが出てきた

「ひ、日向くん!?ホントに大丈夫!?」
「名無しちゃん…だ、大丈夫だよ」
日向くん相当緊張してる・・・

私に出来ること…か分からないけど
伝えておこう
「日向くん、そんなに緊張しなくても 
大丈夫だよ チームなんだか…
「…苗字さん?」」

私の声はそこで遮られた

そこにいたのは
かつて影山君のチームメイトだった
「…き、金田一くん」

「もしかしてマネージャーやってるの?
…影山と一緒に烏野に行ったの?
…なんで烏野なんか…青城来ればよかったのに」

「え、いや、それは」

「影山になんか付いて来ないで
こっち来れば よかったのに」
金田一くんは不機嫌そうに
口を開いた


「…ご、ごめん!
急がないといけないから!」
なんだか すごくい心地が悪い
その場から急いで立ち去った





「…お前 烏野の1年?」
名無しちゃんに話しかけて
逃げられた らっきょう頭が話しかけてきた

影山について聞いてきたから
日々の恨みを吐いてやった

そんでトスがすごいことも

その後、らっきょう頭が俺に
向かっていった

あいつは自分が勝つために
いらないものは 捨てるやつだと

え…それってつまり
ヘマしたら


交代させられる…!?

うう・・またお腹痛くなってきた…
俺はすぐさまトイレに駆け込んだ
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