テニプリBL
□あの時から…
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誰よりも愛してるのは俺だから…
「越前。」
「ん…?何すか??」
ここは部室と言っても部活終わりの部室。部屋の中は蒸し暑い空気が立ち込んでいる。
リョーマの着替えが終わったのはついさっき。女の子であるリョーマは部活が終わってもみんなが着替えているため自主練を行ってから着替えに入る。今日は部室に入ると不二と桃城がいたため、少し外にでていてもらい、着替えを済ませた。
そして、今にいたる。
ちなみに、リョーマが何故男子テニス部にいるのかは、女テニでは、物足りないとかで…。
「待ってるの?手塚。」
「うん…。」
不二にはちょっとだけリョーマの頬がちょっとだけ赤く染まったのがわかった。
「越前、そうゆうところだけは女の子だよなぁ…。」
「桃先輩、うるさいっす…。」
とかいいながら余計に頬を染めたリョーマ。
「越前はどうして手塚のコトが好きなの?僕にはそれがわからないんだけど…。」
リョーマは視線を窓に向ける。その瞬間黒髪が少したなびいた。リョーマの表情はテニスをしている時のものから一転して、普段の生活の表情へと変わった。
その時、桃城は息を飲んだとか…。
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