テニプリBL

□休みの日には
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今日は部活が休み。リョーマは手塚に誘われて手塚の家に遊びに行くことになった。リョーマが家のインターホンを押すと、すぐに手塚が出てきた。


「越前か。早いな、今日は。」
「チーッス!部長!今日はたまたま早く起きただけっすよ。」


二人は恋人。だからリョーマも誘われたことはとっても嬉しい。ただ、何故こんなに早い時間から手塚の家に来たのかと言うと、テニスをやるため。二人は同じ青春学園テニス部だ。
今日は手塚の家に泊まることになっているため、その荷物を部屋に置くとちょうど準備を終えた手塚が来たので二人でコートに向かった。
それから、手塚の家から少し遠いコートに向かう。その日は二人で体力の限界までやり抜いた。家に帰る頃には体が疲れていたし、もう夕方になっていた。

家に着くとすぐ部屋に入る。リョーマはカーペットの上に寝っ転がった。


「部長…。疲れた…。」

「お前だけではない。俺も疲れている…。」


手塚は部屋着に着替えると、いつもの本手に取り読もうとしたが、その本を手にとった時リョーマの顔が見えたので見てみると、疲れたせいか完全に眠りについていた。夏のため風邪は引かないと思うが少し心配だったので、手塚は薄い毛布をかけてあげた。





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