テニプリBL
□好きなのなら…
1ページ/5ページ
「桃〜!!今日、俺と組んでやんない??」
「いいっすよ!英二先輩!!」
やっぱり最近わかんないや…。
俺の事はどーでもいいの!?
また触るの許してるし…。
俺はもう捨てられたの?
「なあ、越前!越前って…。」
「っえ!?あぁ、何??桃先輩。」
やば。考えごとしてた。けど、その考えごとって元はと言えば桃先輩のせいじゃん!!
「どうしたんだよー。元気ねーなぁ…。」
「別に。いつもと同じだし…。」
毎日こうやって一緒に帰ってるし、毎日楽しいのに今日は何故かあんまり楽しくない。
「今日、またいつものハンバーガーショップ寄ってこーぜ!!」
「今日は遠慮しとくっす…。」
いつもだったら話しに乗るリョーマなのに、今日は話しに乗ってこないため、少し心配な桃城だった。
「越前、やっぱお前おかしいぜ!具合でも悪いのか!?」
「別に何でもないっすよ…。」
リョーマはずっと考えていた。
俺が好きなのは桃先輩。だから付き合ってるのに、手も繋がないって…。やっぱり桃先輩のことわかんない…。
と…。