蒼き薔薇が散る時
□その執事 再会
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とある日
ロンドン空港
そこに白銀の髪を風に揺らしている1人の少年がいました。
その少年の背には大きな弓と薙刀が背負われており、後ろには黒づくめの男子が立っていた。
「ん〜、やっと着いた」
?「体いてぇ…」
少年…水月時雨とその執事の和成は伸びをした。
「そろそろ行こうよ」
和「おうよ」
2人は馬車に乗り込みある場所に向かったのだ。
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馬車がたどり着いた頃はもう月が顔を出していた。
和「ほら、気をつけろ」
「ありがとー」
時雨は和成の手を借りて馬車を降りた。
すると2人の目の前に、
?「久しぶりだな、時雨」
時雨と同じくらいの少年が屋敷から出てきた。
その少年を見た瞬間、
「シエル!!
久しぶり〜」
ぎゅっ
時雨は少年…シエル・ファントムハイヴに抱きつた。
シ「なっ////
お、おい!離れないか!!」
シエルは顔を赤くした。
「あ、ごめんねシエル」
シ「たく…
よく来たな」
「突然ごめんね。
いろいろ聞きたくて」
シ「かまわん。
案内する、セバスチャン」
セ「はっ」
シエルに呼ばれたセバスチャンと呼ばれた執事は時雨と和成を案内した。
和「………」
その間和成はセバスチャンを黙って見ていた。
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