短編

□エイプリルフール
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3月31日

紫宛と菜穂は2人で買い物をしていた。
買い物が一通り終わり休憩がてらカフェで休んでいると菜穂が話を持ち出した。

菜「あのさ、紫宛ちゃん」
「どうしたの?」
菜「明日何の日か知ってる?」
「明日?
何があったかしら?」

紫宛がそう言うと菜穂は苦笑いをして答えた。

菜「明日はエイプリルフールだよ♪」
「あぁ…そうだったわね」

紫宛は興味をあまり示していなかった。

菜「和成になんか嘘つかないの〜?」
「なんで嘘つくのよ」
菜「だってエイプリルフールだよ?
嘘ついても許される日だよ?」
「だからって無理矢理つかなくてもいいじゃない」

紫宛はコーヒーを一口飲んだ。
菜穂は頬を膨らました。

菜「そんなひどいものじゃなければ大丈夫だよ!!
ね?」
「というか、なんで私に嘘をつかせたいのよ」
菜「和成が困る姿が見たいな〜って」
「はぁ…やっぱりそういう事ね」

紫宛は呆れたように言った。

「まぁ…考えておくわ」
菜「ありがと♪」



2人はそのままわかれたのだった。





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