短編

□喧嘩の果てに
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ある日のこと。
事件が起きた。

「もう…高尾君なんか知らないわ!!」
高「こっちだって知らねぇよ!!」

いつも仲の良いこの2人が喧嘩をしたのだった。
その2人を見て緑間と菜穂は目を見開いていたのだ。


――――――――――――――――――――

菜「あの〜…紫苑ちゃん…」
「何かしら」

菜穂は勇気を出して紫苑の理由を聞こうとした。

菜「なんで、和成と喧嘩したの?
あんなに仲よかったのに…」
「………」

紫苑は俯いた。
それを見た菜穂は何かを思いついたのか紫苑の手を取った。

「な、菜穂?」
菜「今日さ、泊りに来てよ!
いくらでも相談聞くよ♪」

驚いた表情をした紫苑はそのまま苦笑いをした。

「ありがとう、菜穂。
お邪魔するわ」
菜「うん♪」

紫苑と菜穂は笑った。




放課後、菜穂と紫苑は菜穂の家に向かって帰っていた。
しかし、

「なんで真太郎がいるのよ」
緑「フン」
菜「真ちゃんに言ったら協力してくれるって言うから〜」
「そう…」
緑「お前達がこのままだと調子狂うからな」

やはりツンデレである。

菜「さ、上がって上がって!!」

菜穂の家に着くと3人で菜穂の部屋に向かったのだ。




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