long dream
□第５話
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お昼ご飯も食べ終わり、メンバーがそれぞれの作業に戻って落ち着いてきたころ。
主人公はしばらくハイドと別行動をするということで、街の散策に来ていた。
さて、この辺はちょっと高級街で私の遊べるレベルじゃないんだよなぁ。…もうすぐ秀ちゃんの誕生日だし、何か選びたかったんだけど。秀ちゃんには何あげたらいいかなぁ…。
ブー、ブー。
あれ？携帯鳴ってる？
私はすぐにその内容を確認し、苦笑する。
『主人公、あんまり遠くに行ったらあかんで？夜ご飯までには終わらせるから、もう少し遊んで待っといてな〜。』
秀ちゃん、過保護すぎだよ。(笑)それにしても、レコーディングの最中なのにメールなんて大丈夫だったのかな。
その後もけんちゃん、ゆっきー、てっちゃんから順番に届いて。
最後に峯ちゃんから。『もうすぐハイドさん切り上げられそうだよ』とのこと。実はさっき、会話も弾んだのでアドレスを交換していたのだった。
『ありがとうございます！私はもうちょっとふらふらしてから戻ろうと思います。』……と。
さて。プレゼント、どこで選ぼうかなぁ。
この前原宿とか行ったけど、探せば割と面白い雑貨とか売ってるところあるし…ここよりはあるかなぁ。
そして原宿到着！
賑やかな通りを抜けて、少し人通りの少ない道に入った。
しばらく歩いていると、白い壁と窓の、ディスプレイがアンティーク調の雑貨屋を発見！
ここもちょっと高そうだけど…なんかかわいいし一応みてみよう。