かけがえのない過ち


□一章 危機の予感
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頼む…戻って来ないでくれ
このままでいいからこの部屋に戻ってこないでくれ





なにやら向こうの部屋で物音がなっている
誰かが暴れているような物音、


あれから内村さんが出て行ってから
やく1時間ほどがたったころ
別の刑事が入ってきた

「もぅ一度取り調べをする」


え?もぉ終わったんじゃ…

「坂下が【竜兵】今回の傷害事件は1人でやった
と言っている…あきらが俺に同情して一緒に
パクられようとしていると…言っているんだ」


は?全く理解できねぇよ
どうゆう事だ?

俺が同情? あいつが1人で?

そんなわけない…
アイツは、竜兵は1人で罪をかぶろうとしてんだ


「どおなんだ?本当にそうなのか?」






「はい…」



刑事さんが言った
「お前は情けない男だな…」


まるでなにもかも分かっているかのように言った
俺わ最低だ、自分の事ばかり考えていた
さっきだって…


俺わ何も言えないままただ黙っていた

「わかった…じゃぁ親御さん呼ぶから
帰る準備していろ」



竜兵…すまない
本当にごめん、、
俺わ


最低だ…


くそ‼


そうもしている内に隣の部屋から
母さんの声が聞こえた

「すいません、うちの息子が
本当っいつもいつも」



母さんの謝る声わいつ聞いても見てもいい気じゃない


「吉村〜〜、きなさい」

部屋おでると
母さんわ俺の顔を一度も見ずに
ずっと頭を下げている

俺も挨拶をして
少年課の部屋をでた…

帰り道母さんわ何にも喋らい

「ごめん……」


母さんわ俺の顔を睨んで無視をした

当分沈黙が続いていると
母さんが言った

「あきら?本当にあんたわやってないの?」


いきなりど真ん中を突いてきたよ

でも母さんにわ本当の事を言お

「実わぁ…俺も殴ったんだ
でも、竜兵が俺をかばってくっ」


バチンッッ‼‼


母さんは俺の顔を引っ叩いた

「なにすんだよッ‼」


「この親不孝がっ」


その言葉は朝とわまるで違う
言葉に聞こえた

また涙がでてくる
泣き虫になったもんだな…


「あなたわもぉ帰ってこなくていいです」

そういって母さんわ先を歩いていった

俺わもぉどうすればいいんだ

とりあえずもえに連絡を入れた

「もしもし」


「お!もえか?大丈夫だったんだな?」

「うん、そっちわ?」


「とりあえず家の前行くよ」

「わかった」



とりあえず俺わもえに会って
喋りたかった…

今日寝る所ねぇなぁ

もえん家泊めてもらうか



15分ほど歩いて
もえの家についた


「うぃっす」


「竜兵わ?」

うっ…

こいつもいきなりど真ん中だな…

もえにもちゃんと説明したほうがいいよな……

このまま黙っててもだしな。




「俺さ……」





END
二章 つぐない
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