砂道

□すべての意味を
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私を暗闇から救い出してくれた君
私の希望で世界で...
君は私のすべて

私は君を
想うために焦がれるために望むために
願うために映すために換わるために
認めるために支えるために考えるために
嘆くために慈しむために返すために
護るために見るために笑うために
救うために堕とすために愛するために

すべては君から始まり、君で終わる
すべては君のため
太陽の輝きも緑の美しさも雪の儚さも大地の温かさも君があってこそ
君の輝き美しさ儚さ温かさがすべてを包み込んだんだ

私も君のすべてに惹かれた
だから私は君のための存在となった
そう望んだ私がいたし、そうまわる世界があった
すべては君のための必然
そして私も君のために在る必然

いつかをただ待つこと、それは思ったよりも虚ろ
やっぱり私は君があってこその私だ
それはすごく嬉しいことなのに
なのに、今私はすごく歪んだ顔をしてる
つくりのことを云っているんじゃない
笑顔も泣き顔もすべてがどこかおかしい
気付いたのは君を想って鏡をみたとき
なんて顔をしてるんだ
なんて情けない顔をしてるんだ
いつか君に逢える、そう信じて待つのはいやだ
今すぐにでもすべてを捨ててでも君に逢いに行きたい
私なんかがそう思うこと、それは――――

君は光、すべての光
すべては君から始まり、君で終わる
すべては君のため
太陽の輝きも緑の美しさも雪の儚さも大地の温かさも君があってこそ
君の輝き美しさ儚さ温かさがすべてを包み込んだんだ

いつか、いつか、いつか
そう思わないと壊れてしまう
すべてが、私が、光が
24時間これからずっと
君を想って終わりましょう
それが私に出来る最高ならば

君は終わらない
君は終われない
輝き続ける満月は嘆く銀色の狼を嘲笑い
光を失った闇色の犬は冷たい無に彷徨う
まだ終わらない
まだ終われない

誰より勇敢で優しい君は、何よりも脆く儚く美しい
始まるのは喜劇か悲劇か
すべてが闇色に染まる時
いつかの剣を呼び覚まし稲妻のもとに集う者
契約が誠であれば
酉は希望を取り戻し
鏡は半身の真実をみせよう

光は消えない
永久の光
君は消えない

私は君のために在りたい
 

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