色褪せた七色のキセキ

□Q01  黒子は僕です
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次の日の放課後
只今体育館にてバスケ部員とその新入部員が集まっています。
僕はその集まりの一番端の方でいつもの人間観察をしている所です。


「(それにしても…似ていますね、……彼に…………)」


僕の視線の先にいるのは昨日見つけた“光”の候補
昨日クラスが一緒だと分かった時はビックリしました。席も僕の前何ですから。


「じゃぁまずは…お前ら全員シャツを脱げ!!」


………母さん、どうやら僕はとんでもない所のバスケ部に入ってしまったらしいです…。

すぐ後から盗み聞いた話では(影が薄いから気づかれなかっただけです)監督(マネージャーではなかったようです)
のお父さんはスポーツトレーナーらしく、データをとってトレーニングメニューを作る、そんな仕事場で小さな頃から毎日肉体とデータを見続けている内に
体格を見れば身体能力が全て数値で見えるという特技が身に付いたらしいです。


「黒子!黒子いるー!?」


…またですか、コレ……
影が薄い僕はよく…いや、毎回
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